現代外国人名録2016 「フェリックスマガト」の解説
フェリックス マガト
Felix Magath
- 職業・肩書
- サッカー指導者
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1953年7月26日
- 出身地
- 西ドイツ・バイエルン州アシャッフェンブルク(ドイツ)
- 経歴
- プロサッカー選手として、ザールブリュッケン、ハンブルガーSVでプレーし、ハンブルガーSV時代にリーグ優勝3回、1983年には欧州チャンピオンズカップ(現・欧州CL)を制した。’77年西ドイツ代表に初招集され、’82年W杯スペイン大会、’86年W杯メキシコ大会で2大会連続準優勝に貢献。引退後は指導者となり、’92〜93年ブレーマーハーフェン、’95〜97年ハンブルガーSV、’97〜98年ニュルンベルク、’98〜99年ブレーメン、’99年〜2001年フランクフルト、2001〜2004年シュツットガルトを指揮。2004年強豪バイエルン監督となり、2004〜2005年、2005〜2006年シーズン、リーグとドイツカップの2季連続優勝を果たす。2007年ヴォルフスブルク監督に就任。監督業だけでなく、GM、強化部長の3役を1人でこなす独裁体制を築き、長谷部誠、大久保嘉人などの日本人選手や、FWゼコ、MFジョスエなどの無名選手を獲得して鍛え上げ、2009年にはチームをリーグ初優勝に導く。2009〜2011年シャルケ監督を務め、内田篤人を引き抜いた。2011〜2012年再びヴォルフスブルク監督となるが、成績不振で途中解任。2014年イングランドのフラム監督。ヨーロッパでも屈指の練習量を課すことで知られ、愛称は鬼軍曹。日本人選手を重用することから、ドイツメディアからは“日本人コレクター”と呼ばれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報