フォスゲン石(読み)フォスゲンせき

最新 地学事典 「フォスゲン石」の解説

フォスゲンせき
フォスゲン石

phosgenite

化学組成Pb2(CO3)Cl2鉱物正方晶系,空間群P4/mbm,格子定数a0.8139nm, c0.8856,単位格子中4分子含む。晶癖短柱状・厚板状・塊状・粒状。劈開{001}・{110}明瞭,断口貝殻状,硬度2~3(方向により異なる),比重6.133。ダイヤモンド光沢,無色・白・淡紅・灰・灰白・緑色,条痕白色。透明~半透明。長波長紫外線・電子線・X線により淡黄白色の蛍光,透過光で無色,厚片では弱い多色性(O赤,E緑)あり,屈折率ω2.1181, ε2.1446,一軸性正。希HNO3に可溶,発泡。方鉛鉱などの鉛鉱物地表で変質した二次鉱物,白鉛鉱硫酸鉛鉱を伴う。C, O, Clを含むのでフォスゲン(COCl2)にちなみ命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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