翻訳|cerussite
鉛の炭酸塩鉱物の一つで、もっとも普通の鉛の二次鉱物。中性ないしややアルカリ性の条件で、方鉛鉱など鉛硫化鉱物の酸化分解によって生成される。自形は変化に富み、板状、柱状あるいは針状をなし、しばしば三連双晶(3個の個体が同じ関係で連なった双晶)をなす。秋田県協和町(現、大仙(だいせん)市協和)亀山盛(きさもり)鉱山、埼玉県秩父(ちちぶ)鉱山をはじめ産出例は多い。英名は、ラテン語で人工の炭酸鉛のことをさすセルッサcerussaに由来する。
[加藤 昭]
cerussite ,white lead ore
化学組成PbCO3の鉱物。直方晶系,空間群Pmcn, 格子定数a0.5183nm, b0.8497, c0.6143, 単位格子中4分子含む。晶癖板状・両錐体・擬六方体・針状,双晶通常(110)上,集片双晶,擬六方双晶。劈開{110}・{021}明瞭,断口貝殻状,きわめて脆弱,硬度3~3.5,比重6.55。各種光沢,無色~白・灰,ときに黒・青・緑色,条痕白色。透明~亜半透明。X線や近紫外線により黄色がかった蛍光を発する。薄片中無色,屈折率α1.803, β2.077, γ2.079, 2V(-)9°,光分散r>v強。PbをSr・Znが少量置換。鉛鉱床二次酸化鉱物として産出。ラテン語のcerussa(白鉛)から命名。
執筆者:吉井 守正
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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