フォリー(その他表記)folly

翻訳|folly

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォリー」の意味・わかりやすい解説

フォリー
folly

庭園内に配置される非実用的で奇想な建築物や工作物。塔やオベリスク,人工の廃虚,神殿や橋,ミニチュアの城や聖堂などさまざまな形態がある。ハドリアヌス帝のビラのニンファエウムをはじめ,庭園には本来フォリーが設けられることが多いが,一般に 18世紀イギリスの風景式庭園のものをいう。古代ローマ風の廟や橋,オベリスクなどに加え,オリエンタリズムやロマンチシズムの風潮とともに,中国のパゴタやイスラム風のパビリオン,ゴシック聖堂などが造られるようになり,特に形の面白さのみをねらった奇矯なものが多いことからこの名称が生れた。流行は大陸に飛び火し,ヨーロッパ各地で造られ,18~19世紀には書斎など機能を備えたものも考案された。近年,設計競技の主題になるなどの動きがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ビラ

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む