奇矯(読み)キキョウ

デジタル大辞泉 「奇矯」の意味・読み・例文・類語

き‐きょう〔‐ケウ〕【奇矯】

[名・形動]言動が普通と違っていること。また、そのさま。「奇矯な振る舞い」
[類語]型破り風変わりエキセントリック奇抜突飛奇想天外

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精選版 日本国語大辞典 「奇矯」の意味・読み・例文・類語

き‐きょう‥ケウ【奇矯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 言行がふつうの人と変わっていて激しいこと。ふうがわりなこと。とっぴなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其奇矯(キキャウ)な風の中に如何(いか)にも世馴れた所があった」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)
    2. [その他の文献]〔敖陶孫文‐詩評〕

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普及版 字通 「奇矯」の読み・字形・画数・意味

【奇矯】ききよう(けう)

なみはずれる。〔徐霞客游記、游武夷山日記〕峯上皆峭、~外に磴無し。獨り西に一罅(いつか)をずるのみ。天台巖に比し、に奇矯と爲す。

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