普及版 字通 「フク・ヒョク・まごころ」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] まごころ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(ふく)。〔説文〕十下に「悃(こんぷく)するなり」(段注本)とあって、まごころのあることをいう。また心の鬱結することをいう。
[訓義]
1. まごころ、まこと。
2. ふさぐ、むすぼれる。
3. せまる、つまる、ゆきづまる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヒラク・ミテリ/悃 ハタハリ 〔字鏡〕 ハタハリ・ツツム・オホフ 〔字鏡集〕 ツツム・マコトヲイタス・イカル・ミテリ
[熟語]
憶▶・臆▶・実▶・怛▶・▶・抑▶
[下接語]
悃・懇
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報