ふてくされ

精選版 日本国語大辞典 「ふてくされ」の意味・読み・例文・類語

ふて‐くされ

〘名〙 (形動)
① 図太いこと。不敵なこと。また、そのさま。
※歌舞伎・吉様参由縁音信(小堀政談)(1869)五幕「成程手前は親譲りふて腐(クサ)れないい肚胸」
② (「ふて」は「不貞」とも書くがあて字) 不平不満があって、目上世間などに対してさからったりすねたりすること。また、そのさま。
人情本妹背鳥(1842‐44頃か)後「ふてくさればっかり吐(ぬか)してけつかるわ」

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