妹背鳥(読み)いもせどり

精選版 日本国語大辞典 「妹背鳥」の意味・読み・例文・類語

いもせ‐どり【妹背鳥】

〘名〙
① (妹背相愛男女をいい、ホトトギス相手を恋い慕って鳴くとされるところから) ホトトギスの女房詞。いもせ。
※俳諧・独吟一日千句(1675)追善発句「いもせ鳥子の有中のなけき哉〈長正〉」
② 鳥「せきれい(鶺鴒)」の異名。《季・秋》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「妹背鳥」の意味・読み・例文・類語

いもせ‐どり【妹背鳥】

セキレイ別名
ホトトギスをいう女房詞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android