世界大百科事典(旧版)内のフナずしの言及
【郷土料理】より
…ハチの子はスズメバチやジバチの幼虫,ザザムシは伊那地方の名物で,天竜川でとるトビケラ,ヘビトンボなど水生昆虫の幼虫である。
【近畿地方】
フナずし琵琶湖産のフナでつくるなれずし(すし)で独特の酸味とにおいがある。 芋棒サトイモの一種のエビイモと棒ダラの煮物で,身欠きニシンを巧みに使ったニシンそばと同じく,生鮮海産魚の入手がむずかしかった時代の京都でくふうされた郷土料理である。…
【フナ(鮒)】より
…産卵期は4~7月で湖岸の浅所や内湖に入って産卵する。琵琶湖名産のフナずしはニゴロブナの未熟卵をもった雌魚を原料としてつくられる。(6)ヨーロッパフナは体色は黄褐色で金属光沢を帯びる。…
※「フナずし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」