20世紀西洋人名事典 「フランシスジャコブ」の解説
フランシス ジャコブ
François Jacob
1920.6.17 -
フランスの分子生物学者,微生物学者。
コレージュ・ド・フランス教授。
ナンシー生まれ。
1947年パリ大学卒業後’50年パスツール研究所に入所、ルウォフのもとで微生物の遺伝について研究。’54年ソルボンヌ大学から理学博士号取得。’60年パスツール研究所細胞遺伝学部長、’64年コレージュ・ド・フランスの細胞遺伝学教授となる。’61年モノーと共にタンパク質合成の制御機構に関してオペロン説を、’63年レプリコン説を提出、’65年ルウォルフと3人でノーベル医学生理学賞受賞。著書に「生命の論理」(’70年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報