フリーソイル党(読み)フリーソイルとう(英語表記)Free Soil Party

改訂新版 世界大百科事典 「フリーソイル党」の意味・わかりやすい解説

フリー・ソイル党 (フリーソイルとう)
Free Soil Party

1848年,アメリカのホイッグ,民主両政党の奴隷制に反対する分子とリバティ党が合併して生まれた第三政党。西部に新しく奴隷制度を認める州または準州をつくることに反対し,自営農民への公有地無償交付を要求した。48年の大統領選挙にはM.バン・ビューレン候補立て,〈自由な土地,自由な言論,自由な労働,自由な人間〉をスローガンに掲げた。54年,新しくできた共和党に吸収された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android