フリーハンド

デジタル大辞泉 「フリーハンド」の意味・読み・例文・類語

フリーハンド(freehand)

定規コンパスなどを用いずに図を描くこと。
他からの制約束縛を受けないこと。自由裁量。「フリーハンド外交」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「フリーハンド」の意味・読み・例文・類語

フリー‐ハンド

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] freehand )
  2. 定規、コンパスなどの製図器具を用いないで作図すること。設計、計画の略図見取図などに用いられる。
  3. これといった手段を用いないこと。形式、流儀などにこだわらないこと。
    1. [初出の実例]「若い記者の、原稿用紙と首っぴきのメモ会見と、中年記者のフリーハンド(無手勝流)のインタヴィューとをつぎに掲げてみる」(出典:鉛筆ぐらし(1951)〈扇谷正造〉インタヴィュー芸談)
  4. 他の制約や束縛を受けないで、自由な状態でいること。
    1. [初出の実例]「ほれっ放しのふられずめ、菅原さんなんかほれられっ放しのふりずめかな〈略〉フリー・ハンドでしょう」(出典:随筆寄席(1954)〈辰野・林・徳川〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android