フリーマン・ウィルスクロフツ(その他表記)Freeman Wills Crofts

20世紀西洋人名事典 の解説

フリーマン・ウィルス クロフツ
Freeman Wills Crofts


1879 - 1957
英国の推理作家。
ダブリン(アイルランド)生まれ。
17歳から鉄道会社の技師として勤務。一時期病気で倒れるが、1920年に発表した「樽」が認められる。’29年まで年一回の割で創作活動をし、丹念にデータを集め、捜査を進めるフレンチ警部を主人公にした「フレンチ警部最大の事件」(’24年)、「マギル卿最後の旅」(’30年)など一連の作品を発表。その他の代表作品に「クロイドン発12時30分」(’34年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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