フルームキン(読み)ふるーむきん(その他表記)Александр Наумович Фрумкин/Aleksandr Naumovich Frumkin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フルームキン」の意味・わかりやすい解説

フルームキン
ふるーむきん
Александр Наумович Фрумкин/Aleksandr Naumovich Frumkin
(1895―1976)

ソ連の物理化学者。モルドバキシニョフ(現、キシナウ)に生まれ、1915年ウクライナのオデッサオデーサ)大学を卒業。1932年モスクワ大学で学位を得た。1922~1946年モスクワのカルポフ物理化学研究所員(1930~1946年、同部長)。1928~1929年アメリカのウィスコンシン大学客員教授。1930~1976年モスクワ大学教授。1932年科学アカデミー会員となり、同物理化学研究所長(1946~1949)、同電気化学研究所長(1958~1976)を歴任。電気化学、界面化学分野で活躍し、1931年レーニン賞を受賞した。

[道家達將]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「フルームキン」の解説

フルームキン

生年月日:1895年10月24日
ソ連邦の物理化学者
1976年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android