20世紀西洋人名事典 「フレッドジンネマン」の解説
フレッド ジンネマン
Fred Zinnemann
1907 -
米国の映画監督。
ウィーン生まれ。
パリ、ベルリンで助監督として経験をつみ、1929年からハリウッッドでエキストラ、編集、助監督などを経て、’41年から長編劇映画の監督となった。ドキュメンタリー・タッチのリアリズム作家として知られ、映画は困難な状況で最後まで戦い抜く誠実で力強い主人公が出てくるものが多い。アカデミー賞を「地上より永遠に」(’53年)、「わが命つきるとも」(’66年)で作品賞・監督賞を二度受賞した。ほかに「真昼の決闘」(’52年)、「ジャッカルの日」(’72年)などの作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報