ブリトゥン島(読み)ブリトゥントウ

デジタル大辞泉 「ブリトゥン島」の意味・読み・例文・類語

ブリトゥン‐とう〔‐タウ〕【ブリトゥン島】

Pulau Belitungインドネシア西部、スマトラ島ボルネオ島の間に浮かぶ島。比較的平坦な島でサンゴ礁に囲まれる。主な町は西岸タンジュンパンダン。ガスパル海峡を隔てて西方に浮かぶバンカ島とともに、世界的なすず産地として知られる。ビリトゥン島ベリトゥン島ビリトン島ベリトン島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブリトゥン島」の意味・わかりやすい解説

ブリトゥン島
ブリトゥンとう
Pulau Belitung

インドネシアスマトラ島ボルネオ島との間にある島。ビリトン島 Billitonともいう。バンカブリトゥン州に属する。主都タンジュンパンダン。1812年パレンバン王国からイギリスに割譲され,1824年イギリスがオランダ領有権を認めた。1851年にスズ鉱床が発見され,西方のバンカ島とともに,豊かなスズの産出地となっている。住民は多くの中国人,インド人を含む。面積 4800km2

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android