…たしかに故郷の南ドイツの地方色に濃く染められた,一見していかにものどかな感じの物語詩《ボーデン湖の牧歌》(1846),童話《シュトゥットガルトの皺くちゃ爺》(1853)などの作からは,そう見られてしかるべき特性がうかがわれる。また最もよく知られた小説《プラハへの旅路のモーツァルト》(1856)にしても,典雅だがいささか退屈なロココ風絵巻以上のものは見いだしにくいかもしれない。しかし表面ののどかさの下には,底知れぬ内部の深淵に似た世界が隠れていて,それが表現に一種の不透明な重層性を帯びさせている。…
※「プラハへの旅路のモーツァルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新