プリント基板(読み)プリントキバン

デジタル大辞泉 「プリント基板」の意味・読み・例文・類語

プリント‐きばん【プリント基板】

絶縁体の板の表面内部電気回路配線をプリントし、その上に電子部品を取り付けた基板プリント回路板PCB(printed circuit board)。→基板

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「プリント基板」の意味・わかりやすい解説

プリント基板【プリントきばん】

樹脂でできた絶縁性基板の上に銅箔で配線パターンを描いた電子回路基板のこと。抵抗ICをその上にハンダ付けなどで取り付けて電子回路を形成する。両面に配線パターンを形成したものを両面基板という。また,配線を形成した樹脂基板を複数枚重ねて張り合わせたものを多層基板という。例えば,パーソナルコンピューターの中にあるマザーボードは,マイクロプロセッサーメモリーなどのLSIが載っているプリント基板の一種である。→プリント配線

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「プリント基板」の解説

プリント基板

薄い銅箔が貼り付けられた絶縁体の板に、LSIや抵抗などの部品で電子回路を構成したもの。単に基板とも呼ぶ。マザーボード、メモリーモジュールなどのパソコン本体を構成するボード類も、プリント基板である。部品を装着する前の板を、プリント配線板という。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android