最新 地学事典 「プルアパートベースン」の解説
プルアパートベースン
pull-apart basin
横ずれ断層に付随して発生する盆地。横ずれ断層が1本の直線でなくステップしている場合,その間で伸張応力が生じ,地形が陥没し盆地が形成される。走向移動断層盆地(strike-slip basin)の一種。rhomb graben, rhomb-shaped graben, pull-shaped grabenなどと同義。同じステップでも横ずれのセンスが逆の場合は,圧縮応力が生じ,pressure ridgeあるいはrhomb horstが形成される。rhomb basinの横ずれ断層に沿った長さは,その幅の約3倍になるという規則がある(A.Adyn et al.,1982)。
執筆者:瀬野 徹三・加藤 碵一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

