最新 地学事典 「プレート運動学」の解説
プレートうんどうがく
プレート運動学
plate kinematics
プレートテクトニクスを運動学と力学とに分けた場合の前者。因果関係を問わず単にプレートの回転運動の記述にとどまる。現時点での運動は,各プレートの回転中心の位置(緯度・経度)と回転の角速度とが与えられれば決まってしまう。これらはおおむね,かなりの精度で判明している。しかし1億年以上の過去にさかのぼると,しだいに基礎資料が乏しくなり,特に海洋プレートが現存しないような2億年以上の過去に対しては著しく乏しくなって,運動の復元が困難となる。参考文献:J.B.Minster et al.(1978) J. Geoph.Res. Vol.83
執筆者:杉村 新
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

