おもにアトピー性皮膚炎に用いられる予防的な治療法の一つ。何度も繰り返す皮膚炎に対して、急性期の治療によって症状が治まったのちに、保湿外用薬によるスキンケアに加えて、ステロイド外用薬やタクロリムス外用薬などの抗炎症外用薬を定期的に塗布することで、寛解状態を維持する方法である。これに対し、炎症がふたたびみられた段階で抗炎症外用薬を再開し、症状をコントロールする方法をリアクティブ療法という。
アトピー性皮膚炎では、炎症が軽快して一見正常にみえる皮膚にも、組織学的には炎症細胞が残存し、潜在的な炎症状態にある。この段階では抗炎症外用薬をそのまま継続する、あるいはプロアクティブ療法を行うことで、ふたたび炎症が起こるのを予防できることが多い。抗炎症外用薬の連日塗布からプロアクティブ療法への移行は、皮膚炎が十分に改善してから実施する。塗布の範囲や、連日塗布から週2回程度の塗布への移行時期、終了時期については症例ごとに決めていく。副作用の発現についても注意深く観察していく。これらを踏まえると、プロアクティブ療法にはアトピー性皮膚炎の皮膚症状の評価に精通した医師がかかわることが望ましい。『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版』では、再燃をよく繰り返す湿疹(しっしん)病変の寛解維持に有用かつ比較的安全性の高い治療法と評価している。
[編集部 2017年9月19日]
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