プロトゲネス(その他表記)Prōtogenēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プロトゲネス」の意味・わかりやすい解説

プロトゲネス
Prōtogenēs

古代ギリシアの画家彫刻家。前4世紀後半にロドス島に住み活躍したといわれる。画家アペレスの友人好敵手。彼に比べて画風は優雅と格調において若干劣るが,精密さではすぐれていたと伝えられる。作品には,『サチュロス』『イアリュソス』などがあり,ローマキケロ時代までは残っていた。絵画論を著わしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android