プロトコノドント

最新 地学事典 「プロトコノドント」の解説

プロトコノドント

学◆protoconodont

おもにカンブリア系から産する,コノドントのエレメントに似た微化石。一般に細長い円錐形で,基底腔が先端まで深く侵入し,薄い硬組織はリン酸カルシウムと有機物の混合物からなる。リン酸カルシウムの一部は続成作用によって形成され,もとは有機物を主成分としていたと考えられる。その形状・内部構造・化学組成は現生毛顎動物の顎毛とよく似ており,またプロトコノドントの“自然集合体”からは現生毛顎動物の歯列とよく似た構造が確認されていることから,プロトコノドントは毛顎動物の基盤的グループであると考えられている。パラコノドントやユーコノドントとの系統関係はない。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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