ヘイコック鉱(読み)ヘイコックこう

最新 地学事典 「ヘイコック鉱」の解説

ヘイコックこう
ヘイコック鉱

haycockite

化学組成Cu4Fe5S8鉱物タルナック鉱,モイフーク鉱などとともに,いわゆる高温黄銅鉱の一つ。直方晶系(擬正方晶系),空間群P222,格子定数a1.0705nm, b1.0734, c3.1630, 単位格子中12分子含む。黄銅鉱に似た真鍮黄色だが,さびにくく,金属光沢,500µm以下の微粒。硬度4,比重4.33~4.35(計算値)。正マグマ鉱床や変成した超苦鉄質岩中からモイフーク鉱・自然銅・トロイリ鉱・ペントランド鉱・キューバ鉱・磁鉄鉱などとともに産出。静岡県渋川から報告がある。カナダの鉱物学者M.N.Haycockにちなみ命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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