ヘイ・ヘキ・まさきのかずら・やまぜり

普及版 字通 の解説


17画

[字音] ヘイ・ヘキ
[字訓] まさきのかずら・やまぜり

[説文解字]

[字形] 形声
声符は辟(へき)。〔説文〕一下に「牡贊(ぼさん)なり」とあり、〔楚辞離騒〕にいう(へいれい)、まさきのかずらをいう。別に山芹や山麻などの名にも用いる。また(へき)と通用することもある。〔楚辞、九歌、山鬼〕に「を被(かうむ)り女(ぢよら)を帶とす」とあり、この山鬼は、わが国の山姥(やまうば)に似ている。

[訓義]
1. まさきのかずら、おおいたび。
2. やまぜり、とうき
3. やまあさ。

[古辞書の訓]
名義抄 香なり。コケ・クルシブ 〔字鏡集 キワタ・クルシフ・ハイマユミ・ケハフ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android