普及版 字通 の解説
17画
[字訓] まさきのかずら・やまぜり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は辟(へき)。〔説文〕一下に「牡贊(ぼさん)なり」とあり、〔楚辞、離騒〕にいう(へいれい)、まさきのかずらをいう。別に山芹や山麻などの名にも用いる。また(へき)と通用することもある。〔楚辞、九歌、山鬼〕に「を被(かうむ)り女(ぢよら)を帶とす」とあり、この山鬼は、わが国の山姥(やまうば)に似ている。
[訓義]
1. まさきのかずら、おおいたび。
2. やまぜり、とうき。
3. やまあさ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 香なり。コケ・クルシブ 〔字鏡集〕 キワタ・クルシフ・ハイマユミ・ケハフ
[熟語]
幄▶・衣▶・帷▶・屋▶・戸▶・▶・帯▶・服▶・▶・▶・▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報