へこたこ(読み)ヘコタコ

デジタル大辞泉 「へこたこ」の意味・読み・例文・類語

へこ‐たこ

[名・形動]《近世上方語》筋道が通らないこと。また、そのさま。でたらめ。
自慢らしう言ふことがみな―ぢゃ」〈滑・浮世風呂・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「へこたこ」の意味・読み・例文・類語

へこ‐たこ

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 道理に合わないこと。矛盾の多いこと。でたらめなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「自慢らしういふことが皆へこたこじゃ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)
  3. 期待に反すること。あてがはずれること。また、そのさま。だめ。
    1. [初出の実例]「へこたこ気がいれるほどぶ拍子ふまん」(出典:浮世草子・世間化物気質(1770)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む