へっちゃら(読み)ヘッチャラ

精選版 日本国語大辞典 「へっちゃら」の意味・読み・例文・類語

へっ‐ちゃら

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙へいちゃら(平━)
    1. [初出の実例]「試みに言ってやるか。ヘッチャラさ」(出典:午前零時(1952)〈井上友一郎〉交叉点)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「へっちゃら」の解説

ヘッチャラ
へつちやら

漢字表記地名「別奴」のもとになったアイヌ語に由来する地名。本来は河川の合流部を意味する名称だったと考えられるが、コタン名としても記録されている。当地一帯は近代に入り別奴べつちやろ村に包含された。仮名表記は「ヘツチヤラ」(「戊午日誌」報十勝志)のほか「ヘツチヤロ」(玉虫「入北記」、島「入北記」)がある。報十勝志は語義について「右の方急流なる小川有。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android