平ちゃら(読み)ヘイチャラ

デジタル大辞泉 「平ちゃら」の意味・読み・例文・類語

へい‐ちゃら【平ちゃら】

[形動]《「平」は平気、「ちゃら」は冗談、でたらめなどの意》
ものともしないさま。気にかけないさま。平気。へっちゃら。「これくらいの雪は平ちゃらだ」
たやすいさま。容易にできるさま。へっちゃら。「こんな問題平ちゃらさ」
[類語]平気平静冷静事も無げ平気の平左無頓着むとんじゃく大丈夫悠然泰然自若じじゃく平然冷然恬然てんぜんけろりとしれっとしゃあしゃあぬけぬけのめのめおめおめ事ともせず何のその何処どこ吹く風河童かっぱ痛くもかゆくもない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平ちゃら」の意味・読み・例文・類語

へい‐ちゃら【平ちゃら】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「平」は平気、「ちゃら」は冗談、でたらめなどの意 ) 少しも気にかけないさま。また、たやすいさま。へっちゃら。〔尖端語百科辞典(1931)〕
    1. [初出の実例]「へいちゃらよ、これくらい」(出典:忘却の河(1963)〈福永武彦〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android