ヘビ類(読み)ヘビるい(英語表記)Serpentes; snake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘビ類」の意味・わかりやすい解説

ヘビ類
ヘビるい
Serpentes; snake

トカゲ目ヘビ亜目に属する動物の総称。体は細長く,鱗でおおわれ,四肢は退化し,わずかに後肢が痕跡的にみられる場合があるにすぎない。まぶた,耳孔もない。最も大型のものはニシキヘビアナコンダの仲間で体長 5mをこえる。最小のものはメクラヘビの仲間で体長 15cm内外である。またコブラ科 (アマガサヘビエラブウミヘビキングコブラサンゴヘビなど) ,ウミヘビ科 (セグロウミヘビなど) ,クサリヘビ科 (ハブマムシガブーンバイパーなど) のものは溝牙あるいは管牙をもち,強力な毒をもつものが少くない。普通 10科ぐらいに分類され,世界で 3000種ほどが知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android