ヘルムートワルヒャ(その他表記)Helmut Walcha

20世紀西洋人名事典 「ヘルムートワルヒャ」の解説

ヘルムート ワルヒャ
Helmut Walcha


1907.10.27 - 1991.8.11
ドイツのオルガン奏者,ハープシコード奏者。
元・フリーデン教会オルガン奏者,元・ドライケーニゲ教会オルガン奏者,元・フランクフルト国立高等音楽学校教授。
ライプチヒ生まれ。
16歳の時失明。1922〜27年ライプチヒ音楽院でギュンター・ラミンに師事。’26年聖トーマス教会オルガン奏者、’29年フリーデン教会オルガン奏者、’44年ドライケーニゲ教会オルガン奏者を歴任。又この間’38〜72年フランクフルト国立高等音楽学校教授を務め、’77年引退。みごとな構成力と精神性の表出を一致させたバッハ解釈により、常に20世紀のもっとも優れたバッハ解釈者として高い評価と尊敬を集め、バッハのオルガン曲全曲を2度にわたり録音した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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