ヘルメス‐ちゅうぞう‥チュウザウ【ヘルメス柱像】
- 〘 名詞 〙 西洋古代における彫像の一形式。四角い柱に頭部(多くは有髯の男性)、また、時に性器をつけた彫像。元来はヘルメス神を表わしたところからの名称。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ヘルメス柱像
ヘルメスちゅうぞう
herms
前面に巨大な男根,また左右の面に腕の浅痕を刻み出した四角柱上に,古くは有鬚のヘルメス神の頭部を載せた石柱。ヘルメス信仰と関係して,古代ギリシアにおいては交通安全や戸口を守る神ヘルメス・プロピュライオスとして,路傍や聖域および私宅の入口に置かれた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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