ベイカー‐ネイサン効果(その他表記)Baker-Nathan effect

法則の辞典 「ベイカー‐ネイサン効果」の解説

ベイカー‐ネイサン効果【Baker-Nathan effect】

「超共役効果」ともいう.1935年にベイカー(J. W. Baker)とネイサン(W. S. Nathan)がアルキル置換のハロゲン化ベンジルとピペリジン求核置換反応反応速度の違いから,アルキル基,特にメチル基のC-H結合は電子をわずかながら共役系へ放出し,自らはH となる傾向を指摘した.これが以後,ベーカー‐ネイサン効果と呼ばれるようになった.「ベーカー‐ナタン効果」と記してあるテキスト類もある.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む