20世紀西洋人名事典 「ベノグーテンベルク」の解説
ベノ グーテンベルク
Beno Gutenberg
1889.6.4 - 1960.1.25
米国の地震学者。
元・カリフォルニア工科大学教授,元・地震研究所所長。
ダルムシュタット生まれ。
ゲッティンゲン大学のウィーヘルトのもとで学び、1913年地球の核の大きさを半径3500kmと決定、’26年にはマントル低速度層の決定などの研究で学位を取得し、同年フランクフルト大学地球物理学教授となった。’29年米国に渡り、翌’30年カリフォルニア工科大学教授。’36年帰化、’37年パサデナ地震研究所所長。C.F.リヒターとともに地震のマグニチュードを定義し、’49年共著「地球の地震活動」を、’59年に地球内部の構造の研究をまとめた主著「地球内部の物理学」を発表。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報