ベルトラン法(読み)ベルトランほう(英語表記)Bertrand method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルトラン法」の意味・わかりやすい解説

ベルトラン法
ベルトランほう
Bertrand method

還元糖定量法。 G.ベルトランによって考案された。食品などの糖の定量に広く用いられる。原理フェーリング液を糖で還元して得られる酸化第一銅の沈殿硫酸鉄 (III) 酸性溶液に溶解し,そのとき生じる鉄 (II) を過マンガン酸カリウムなどにより滴定して定量する。酸化第一銅を直接ヨウ素滴定する変法も利用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「ベルトラン法」の解説

ベルトラン法

 還元糖の定量法の一つ.糖が銅を還元する反応を利用して還元された銅を定量する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android