最新 地学事典 「ベンジジン反応」の解説
ベンジジンはんのう
ベンジジン反応
benzidine reaction
ベンジジン(C12H12N2)の水またはアルコール飽和溶液をスメクタイトの上に滴下すると青緑色を呈する反応。その機構についてはまだ定説がない。酸化作用,層間水の影響,また微量のマンガンの存在によるといわれる。いずれにしても,この呈色反応は鋭敏であるから,モンモリロナイトを主構成鉱物とする粘土の判定に古くから用いられ,特に酸性白土の判別に用いられている。
執筆者:須藤 俊男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

