普及版 字通 「ベン・ヘン・よろこぶ」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] よろこぶ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は卞(べん)。〔説文〕日部七上に「(へん)、喜び樂しむ皃なり」とあり、と声義同じ。手をうって喜ぶことを抃(べん)といい、〔説文〕十二上はその字をに作る。弁は卞の初形。〔段注〕に、〔詩、小雅、小弁〕の「弁(はん)たる彼の斯(よし)」の〔伝〕に「弁は樂なり」、また般楽の般は、みなの仮借であるという。
[訓義]
1. よろこぶ、たのしむ。
2. 字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ヨロコブ・ナゲク・オドロク
[熟語]
歓▶・忻▶・幸▶・舞▶・躍▶
[下接語]
快・歓・大・野
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報