ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベーガス」の意味・わかりやすい解説
ベーガス
Begas, Reinhold
[没]1911.8.3. ベルリン
ドイツの彫刻家。画家であった父 K.ベーガスに絵画や彫刻を学び,1846~51年ベルリンの美術学校に学んだ。 56~58年ローマに留学,F.レーンバハ,A.ベックリン,A.フォイエルバハと接し,大きな刺激を受けるとともに,この間研究したミケランジェロおよび G.ベルニーニの作品が彼の生涯の手本となった。帰国後一時ワイマールで教師をしたほかはベルリンで活動し,新バロック主義の様式で数多くの記念碑を制作。主要作品『シラー記念碑』 (1871,ベルリン) ,『海神の泉』 (91,同) ,『ビスマルク記念碑』 (1901,同) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報