日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベーケシュチョボ」の意味・わかりやすい解説 ベーケシュチョボべーけしゅちょぼBékéscsaba ハンガリー南東部、べーケーシュ県の県都。人口6万7968(2001)。南東部の農業および地方工業の中心地。周辺地域の主要農産物はトウモロコシと工芸作物のテンサイで、精糖・食肉(家禽(かきん))・繊維工業が盛ん。交通の要所でもあり、国際鉄道(ブダペスト―ブクレシュティ)の停車駅。国道も東方約25キロメートルでルーマニアとの国境に至り、ブクレシュティに通ずる。東方約15キロメートルにある町ギュラGyulaは、ハンガリー国歌の作曲家フェレンツ・エルケルの生誕地として知られる。[古藤田一雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例