ぺたり(読み)ペタリ

デジタル大辞泉 「ぺたり」の意味・読み・例文・類語

ぺたり

[副]
やや軽い感じではりつけるさま。「切手ぺたりとはる」
尻をつけて座るさま。「ぺたりと座る」
印判などを押すさま。「ぺたり認め印を押す」
[類語](2ちょこなんとちょこんとちんまりぽつねんつくねん

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精選版 日本国語大辞典 「ぺたり」の意味・読み・例文・類語

ぺたり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 尻をつけてすわるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「雲雀野やへたりとすはるふたり連」(出典:俳諧・春鴻句集(1803頃)春)
  3. 紙や布、また、髪などを押しつけるように貼(は)ったり撫(な)でつけたりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「髪をペタリとチックで撫でつけて居て」(出典:菊池君(1908)〈石川啄木〉四)
  4. 印判などをくっきりと押すさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「印をぺたりと衝いた」(出典:不思議な鏡(1912)〈森鴎外〉)

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