ペドロマルティネス(その他表記)Pedro Martinez

現代外国人名録2016 「ペドロマルティネス」の解説

ペドロ マルティネス
Pedro Martinez

職業・肩書
元大リーグ選手

国籍
ドミニカ共和国

生年月日
1971年10月25日

出生地
マノグアヤボ

本名
Martinez,Pedro Jaime

学歴
オハイオ・ドミニカン大学

受賞
サイ・ヤング賞〔1997年・1999年・2000年〕

経歴
マルティネス3兄弟の二男。子供の頃からいつも3人で一諸に野球に興じ、1988年実兄ラモンが在籍するドジャースとドラフト外で契約。’92年9月メジャー初昇格。’93年メジャー初勝利を含む10勝を挙げる。’94年エクスポズへトレード。同年リーグトップの11与死球を記録し“ぶつけ屋”の異名をとったが、’95年6月3日パドレス戦での、あと1球で完全試合という好投で一躍有名になり、エクスポズのエースに成長。’96年奪った三振数は野茂英雄に次ぐリーグ3位を記録。’97年17勝(リーグ5位)、13完投(同1位)、防御率1.90(同1位)、305奪三振でナリーグのサイ・ヤング賞に輝く。’98年レッドソックスに移籍。契約総額は6年7500万ドルの当時史上最高年俸で、ドミニカ共和国に教会や野球場を建設した。’99年5月には、22年ぶりとなる7試合連続の2ケタ奪三振を達成。同年のオールスター戦でMVPを獲得。この年いずれも1位の23勝、勝率.852、防御率2.07、313奪三振で、満場一致でサイ・ヤング賞に選出、史上3人目のナリーグ、アリーグ両リーグでの受賞となった。2000年も18勝(リーグ4位)、284奪三振(同1位)、防御率1.74(同1位)をマークし、アリーグ史上初の2年連続満票選出で3度目のサイ・ヤング賞を受賞。2004年カージナルスとのワールドシリーズ第3戦でシリーズ初勝利を挙げるなどチームの86年ぶりとなる世界一に貢献。2005年FAで、4年契約の年俸総額5300万ドル(当時約55億5000万円)でメッツに移籍。2006年4月対ブレーブス戦で通算200勝をマーク。2009年3月ドミニカ共和国代表として第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場したものの、シーズン開幕時にはメジャー球団と契約できず、6月にフィリーズと1年契約を結んだ。9試合で5勝を挙げたが、ワールドシリーズ第6戦でヤンキースの松井秀喜本塁打を浴びて敗戦投手となり、同年限りで現役を引退。150キロを越す快速球と球界最高といわれたチェンジアップが武器だった。通算成績はメジャー18年476試合登板、219勝100敗3セーブ、409先発、46完投、3154奪三振、防御率2.93。最多勝1回(1999年)、最優秀防御率5回(’97年,’99年〜2000年,2002〜2003年)、最多奪三振3回(1999年〜2000年,2002年)。オールスター出場8回(1996年〜2000年,2002年,2005年,2006年)。現役時代は180センチ、88.5キロ。右投右打。2013年レッドソックスのGM特別補佐に就任。2015年米国野球殿堂入り。

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最新 世界スポーツ人名事典 「ペドロマルティネス」の解説

ペドロ マルティネス
Pedro Martinez
大リーグ

大リーグ選手
生年月日:1971年10月25日
国籍:ドミニカ共和国
出生地:マノグアヤボ
別名等:本名=Pedro Jaime Martinez
学歴:オハイオ・ドミニカン大学
受賞歴:サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)〔1997年・1999年・2000年〕
経歴:マルティネス3兄弟の二男。子供の頃からいつも3人で一諸に野球に興じ、1988年3人揃ってドジャースに入団。’92年9月メジャーに初昇格。’93年メジャー初勝利を含む10勝を挙げる。’94年エクスポズへトレード。同年リーグトップの11与死球を記録し“ぶつけ屋”の異名をとったが、’95年6月3日パドレス戦での、あと1球で完全試合という好投で一躍有名になり、エクスポズのエースに成長。’96年奪った三振数は野茂英雄に次ぐリーグ3位を記録。’97年17勝(リーグ5位)、13完投(同1位)、防御率1.90(同1位)、305奪三振でナリーグのサイ・ヤング賞に輝く。’98年レッドソックスに移籍。契約総額は6年7500万ドルの当時史上最高年俸で、ドミニカ共和国に教会や野球場を建設した。’99年5月には、22年ぶりとなる7試合連続の2ケタ奪三振を達成。同年のオールスター戦でMVPを獲得。この年いずれもトップの23勝、勝率.852、防御率2.07、313奪三振で、アリーグ4人目(5度目)となる満場一致でサイ・ヤング賞に選出、史上3人目のナリーグ、アリーグ両リーグでの受賞となった。2000年も18勝(リーグ4位)、284奪三振(同1位)、防御率1.74(同1位)をマークし、アリーグ史上初の2年連続満票選出で3度目のサイ・ヤング賞を受賞。2002年も20勝。2004年6月対エンゼルス戦で通算2500奪三振をマーク。同年カージナルスとのワールドシリーズ第3戦でシリーズ初勝利を挙げるなどチームの86年ぶりとなる世界一に貢献。2005年FAで、4年契約の年俸総額5300万ドルでメッツに移籍。2006年4月対ブレーブス戦で通算200勝をマーク。2009年3月ドミニカ共和国代表として第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場したものの、シーズン開幕時にはメジャー球団と契約できず、6月にフィリーズと1年契約を結んだ。9試合で5勝を挙げたが、ワールドシリーズ第6戦でヤンキースの松井秀喜に本塁打を浴びて敗戦投手となり、同年限りで現役を引退した。150キロを越す快速球と球界最高といわれたチェンジアップが武器だった。兄のラモンとはレッドソックスでチームメイトとなった。通算成績はメジャー18年476試合登板、219勝100敗3セーブ、409先発、46完投、3154奪三振、防御率2.93。最多勝1回(1999年)、最優秀防御率5回(’97年,’99〜2000年,2002〜2003年)、最多奪三振3回(1999〜2000年,2002年)。オールスター出場8回(1996〜2000年,2002年,2005年)。現役時代は180センチ、88.5キロ。右投右打。2013年レッドソックスのGM特別補佐に就任。

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