ベンジルオキシカルボニル基(読み)ベンジルオキシカルボニルキ

化学辞典 第2版 の解説

ベンジルオキシカルボニル基
ベンジルオキシカルボニルキ
benzyloxycarbonyl group

略号Z.カルボベンジルオキシともいう.図の構造をもつ一価の基の名称ベンジルアルコールホスゲン作用させると得られるベンジルオキシカルボニルクロリドは,アミノ酸あるいはペプチドアミノ基と縮合して,N-ベンジルオキシカルボニル誘導体になる.これは,接触還元または酢酸中の臭化水素の作用により,もとのアミノ基になるので,ペプチド合成のときのアミノ基保護剤としてよく利用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む