最新 地学事典 「ペペライト」の解説
ペペライト
peperite
火山岩の破片と堆積岩物質との混合物。溶岩の流動や岩脈の貫入の際に,それらと水を含んだ堆積物との相互作用で熱的破砕などにより形成される。その際,水蒸気が発生して堆積物が流動化することが多い(B.P.Kokelaar,1982)。この語は,もともとフランスのオーベルニュ地方の新第三紀火山地域に多くみられる白いマールや石灰質のマトリックス(基地)のなかに玄武岩質のガラス質破片が混在したものを呼んだが,現在では,あらゆる組成のマグマと堆積物の相互作用によるものに使われている。参考文献:B.P.Kokelaar(1982) J.Geol.Soc.London,139
執筆者:山岸 宏光
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

