ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペーヌ」の意味・わかりやすい解説
ペーヌ
Pesne, Antoine
[没]1757.8.5. ベルリン
フランスの画家。父と母方の伯父 C.ラフォスに絵を学び,のちパリのアカデミーに入学,ローマ,ナポリ,ベネチアに滞在して絵を学んだ。 1707年ベネチア駐在プロシア大使キュプハウゼンの肖像画を描いてプロシアのフリードリヒ1世に認められ,10年にベルリンの宮廷画家として招かれ,多くの肖像画や歴史画を描き,王立アカデミーの会長となった。主要作品『画家の肖像』 (ドイツ民族博物館) ,『皇太子フリードリヒ』 (ベルリン国立美術館) 。
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