ホウライカガミ(読み)ほうらいかがみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホウライカガミ」の意味・わかりやすい解説

ホウライカガミ
ほうらいかがみ / 蓬莱鏡
[学] Parsonsia alboflavescens (Dennst.) Mabb.
Parsonsia laevigata (Moore) Alston

キョウチクトウ科(APG分類:キョウチクトウ科)の多年生つる草。葉は対生し、卵円形または広楕円(こうだえん)形で長さ6~8.5センチメートル、毛はない。夏、葉腋(ようえき)に短い集散花序をつくり、多数の白色花を開く。花冠は高坏(たかつき)形で深く5裂し、長さ約7ミリメートル。雄しべは5本、葯(やく)は互いに接し、花柱を囲む。果実は2個の細長い分果からなり、長さ7~10センチメートル。種子一端に長い毛がある。沖縄、および台湾、東南アジアに分布する。

 ホウライカガミ属は東南アジア、オーストラリアインドに約50種分布する。

山崎 敬 2021年6月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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