ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホゥール」の意味・わかりやすい解説
ホゥール
Hoel, Sigurd
[没]1960.10.14. オスロ
ノルウェーの作家。初め数学教師を志して勉学していたが,1928年に偶然書いた短編がスカンジナビア賞を受賞したことから文学に転じ,その正確な文体とカフカやフロイトに学んだ手法で,第2次世界大戦前後の時代の代表的作家となった。処女出版は短編集『われらの歩む道』 Veien vi går (1922) ,代表作は『夏の太陽の下の罪人たち』 Syndere i sommersol (27) ,『十月のある日』 En dag i oktober (31) ,『里程標でのデート』Møte ved milepelen (47) 。
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