ホスホリルコリン

化学辞典 第2版 「ホスホリルコリン」の解説

ホスホリルコリン
ホスホリルコリン
phosphorylcholine

choline chloride dihydrogen phosphate.C5H15ClNO4P(219.61).ハロゲン化コリンをホスホリルクロリドなどでリン酸化して合成する.酸,アルカリに強く,加水分解されにくい.生体内では,コリンとATPから生成し,CTPと反応してCDPコリンとなり,ジグリセリドと結合してレシチンを生成する.K塩,Cl塩,Ba塩などは肝胆汁機能不全の治療に用いられる.[CAS 107-73-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む