20世紀西洋人名事典 「ホセエチェガライ」の解説
ホセ エチェガライ
José Echegaray
1832 - 1916
スペインの劇作家,政治家。
元・大臣。
マドリード生まれ。
別名ホルヘ・アヤセーカ。
数学者、経済学者を経て政治家となり、大臣も務める。大臣在職中、処女作「割り符帳」(1874年)を発表し、政界引退後劇作に専念する。’77年「狂か聖か」で名声を博し、世紀末の劇檀に君臨し、1904年ノーベル文学賞を受賞する。良心の葛藤や三角関係などをテーマにした技巧的で大衆性のある作品が得意である。他の作品に「大いなるなかだち」(1881年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報