ほにほろ(読み)ホニホロ

デジタル大辞泉の解説

ほにほろ

飴売り行商人の歌の囃子詞(はやしことば)。意味不詳》江戸時代寛政期に流行した売り行商人。唐人服を着、腰に張り子の馬を付け、唐人笛を吹きながら「ほにほろほにほろ」と歌い踊り、飴を売り歩いた。また、この馬をも「ほにほろ」という。
[補説]馬は、現在も山梨県甲州市塩山の市之瀬高橋地区に伝わる芸能「春駒」で使われている。

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大辞林 第三版の解説

ほにほろ

ほにほるとも
江戸時代後期に流行した飴売りの歌った文句。また、その飴売り。唐人風の服装に張り子の馬を腰につけ、唐人笛を吹いて売り歩いたという。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ほにほろ

〘名〙 寛政年間(一七八九‐一八〇一)に江戸で流行した飴売りの行商人が唐人笛を吹きながら唱えたことば。また、その飴売りの行商人。騎馬の唐人に扮(ふん)し、腰に張子の馬をつけ、ほにほろほにほろと歌いながら唐人笛を吹き、舞などをして、人を集めて飴を売った。

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世界大百科事典内のほにほろの言及

【あめ売(飴売)】より

…トラの毛皮のような色に染めた木綿の袖なし羽織を着て浅黄の頭巾をかぶり,日傘をさして歩いた。寛政年間(1789‐1801)には,張子の馬を腰につけた騎馬姿の唐人に扮して,唐人笛を吹き踊ってあめを売った〈ほにほろ〉が人気を集めた。〈ほにほろほにほろ〉とうたったことからの名で,のちに歌舞伎で騎馬武者に扮する役者が肩からつりさげて腰につけた馬のつくり物をこの名で呼ぶようになった。…

※「ほにほろ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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