現代外国人名録2016 「ホルストケーラー」の解説
ホルスト ケーラー
Horst Köhler
- 職業・肩書
- 政治家,銀行家 元ドイツ大統領,元国際通貨基金(IMF)専務理事,元欧州復興開発銀行(EBRD)総裁
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1943年2月22日
- 出生地
- ポーランド・スキエルビエシェフ
- 学歴
- テュービンゲン大学卒
- 学位
- 経済学博士(テュービンゲン大学)
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章〔1995年〕
- 経歴
- ポーランド領のドイツ人農家に生まれ、第二次大戦後の混乱の中、1945年家族で東ドイツに避難。’53年西ドイツに移住。テュービンゲンの応用経済研究所を経て、’76年西ドイツ経済省に入省。’81年キリスト教民主同盟に入党。’82年財務省に移り、’90〜93年コール政権下の財務次官として、ドイツ統一に伴う金融・財政問題や旧ソ連・東欧への支援などで手腕を発揮。’93年ドイツ貯蓄・振替銀行協会会長に就任、’98年9月から欧州復興開発銀行(EBRD)総裁を務める。2000年5月国際通貨基金(IMF)専務理事に就任。2004年3月野党統一候補として大統領選に立候補するため辞任し、5月当選、7月第9代大統領に就任(任期5年)。財務官僚出身者の大統領はドイツでは異例。2009年7月2期目を迎えるが、2010年5月アフガニスタンでのドイツ連邦軍の活動に関する発言で批判を受け、任期半ばで辞任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報