ホレばあさん(その他表記)Frau Holle

改訂新版 世界大百科事典 「ホレばあさん」の意味・わかりやすい解説

ホレばあさん
Frau Holle

ヘッセンのマイスナーMeissner山を中心とする中部ドイツの伝説の人物で,白く美しい姿とも歯のつき出た鬼婆のような容貌ともいう。〈ホレばあさんが(ベッドの)布団をはらうと雪が降る〉など天候に関する伝説,家内の清潔整頓ぶりや糸紡ぎの娘たちの仕事ぶりを調べ賞罰を与える伝説,真夜中あるいは森の中を魔女・狂女を率いて走り過ぎるという伝説があり,南ドイツのベルヒトBercht伝説と共通する要素が多い。グリム童話にもホレばあさんの典型がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 新井

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む